チョコレートドーナツ


 1日で、気が向いたので
 風立ちぬ、以来の映画を見てきました。   

はじめての映画館で、時間ギリギリ。
ちょっと迷ったけど素敵なおじさまが受付にいらして、アナウンスの声で落ち着きました。放送じゃないのよ!

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歌声が胸にしみたなぁ。
サウンドトラック欲しい。


考察?しますのでネタバレ注意です。

any day now
今すぐにでも、いつでも

貼り付けたら端っこズレた。ナゾ。
これが原題。

最後マルクは2人を探して3日歩き回ったあげく橋の下で凍死してしまう。


ルディの解放される?歌で終わる。
(ボブディランの有名な曲らしいけど全然知らなかった。)

はりつけた映像の和訳が映画本編とだいぶ違うなぁ。英語わかんないから完璧に独断で意訳してる。解放されるって、死ぬってことかなぁと思ってたの。誰もが絶対に死ぬから、いつか死んだマルクの所へ行けるから、それまで。

うーんと、
なにか思い出しかけたんだけど
忘れちゃったなぁ。

これのアランの声がよかった。
英語のストレートさ、難解さ。

ゲイはヒゲも剃るし化粧もする
男と女の面倒なことをやってのけるから、すごくなる。みたいなの、聞いたことある。両方の悩みを抱えて、その上で楽しそうにしてるから深く見える。

泣けた所は、
  • マルクが嬉しくて泣いちゃうところ(共感)
  • ルディがマルクの母親が麻薬依存者なのもマルクが病気なのもマルクのせいじゃないから苦しむ必要はないとパートナーに訴えるところ(共感)
  • マルクの死亡を伝える新聞記事をタイプライターで手紙を綴って裁判官達に伝えるところ(深く描かれない)
  • ホームビデオ風の楽しそうなマルクの笑顔。
2人のお父さん達が奮闘する姿に胸を打たれた。学校の先生もかっこよかった。

ああ思い出した。
吉本ばななのキッチンって小説があって
それは母親が死んで、
父親が母親に性転換した息子と、その恋人の女の子の話なんだけど、裁判所とか、そんな公共のものは絡んでこないの。
そういうものが絡んでくると具体的だなぁと思った。アメリカ映画だから?
もとは実話だから?


映画館が暗いから、落ち着いて泣ける。実生活の中で、文章や音楽や漫画によく泣かされるけど、共感して泣いてるみたい。ちょっと気持ち悪いなぁ、なんだろ、シンパシー?
共感って一体なんなんだ。
人の悲しい話とかでも泣いたりする。

家だと我慢しちゃわない?自室にTVないから、家族に涙見られたくない。
恋人の横でも泣き辛いの何故だろう。

あと、やっぱりSMの嬢王様になってみようかと思った。昔から憧れてた。



放映後は、パンフレットとサントラ横目にリンゴジュース買って帰りましたとさ^_^

ドーナツはお金がないから
自分で作って揚げようかと思って。